投稿俳句と写真

    投稿:安藤叔子

テキスト ボックス: 石峰寺を訪ねて

冬の旅 伏見に在わす 羅漢さま

阿羅漢の 涅槃に紅葉 散りかかる

若冲の 墓静もりて 冬日中

          安藤よし子

 

京都市伏見の石峰寺(せきほうじ)

 

宝永年間創建の黄檗宗の石峰寺の裏山には、画家・伊藤若冲(じゃくちゅう)

の設計した五百羅漢の石像があり、釈迦誕生より涅槃に至るまでを表している。

羅漢山の西には若冲の墓がある。

 

注)阿羅漢とは、サンスクリット語で「arhan」の音写語。

「尊敬されるべき修行者」あるいは「釈迦の弟子」のことで、

略称して羅漢とも言う

 

 

 

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