里山登山の楽しみ 投稿 角五 泰弘
栃木県は。2000m級の日光連山をはじめ、那須連山その他里山が数多く点在しています。
「栃木の山」のガイドブックによると、120余りのコースが紹介されています。全て日帰り可能な山で、私も10座程残して全て登りましたが、地名度の高い山と違い里山は登山口を見つけるのに苦労することが度々あります。
よく里山登山は、登山口を見つけたら80%は登山成功と言われますが納得です。
拙宅から車で20分の所に、篠井富谷連峰と呼ばれる7つのピークを持つ里山があります。
その中での主峰は562mで、手軽に縦走できる山です。
この山はその昔、金鉱があり昭和20年代の後半頃まで採掘をしていたとの記録もあり、現在も空気孔が数か所残っており、ロマンを感ずる山でもあります。
私もトレーニングと健康維持の為、この山はよく登りますが冬の登山は、木の葉の散った木々の間からの木漏れ日を受けて、コンロで熱いカップラーメンを作り、フーフー言いながら食べるのも、冬の里山の楽しみの一つです。
数年前に「新ハイキング」と言う雑誌上に、この連峰が「宇都宮アルプス」と紹介されました。それ以来、春・秋のシーズンになると、東京・千葉等からバスで大勢の登山者が訪れます。
山ガールを期待していますが、今のところ出会っていません。残念!
低山と言えども山、危険個所が沢山あります。これからも安全登山で山登りを楽しみたいと思います。
さて今年の初登りは何処の山にしようか。夏は東北の花一杯の山を目指す予定です。
(以下の写真は、昨年12月29日の登り納めのものです)
榛名山
榛名山山頂にて
金鉱跡の空気孔
角五 泰弘
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