灯下会2月例会 2012年年2)月15日(水) 兼題 薄氷・蕗の薹(ふきのとう) 他 雛店にして その奥は カフェテラス 成川雅夫 先生 朝の日に 岸を薄氷 離れゆく 鷺子 苔の地を 浮き上らせし 霜柱 閑士 菜園の 踏みて楽しき 霜柱 たかし 小さき手 さみどり匂ふ 蕗の薹 敬正 海猫(ごめ)の鳴き 群がるる小島 春浅し 草史 春光や 幹の中程 うすみどり 詮士 篭負ひて 姥薄氷の 畦を過く 雅巳 日輪を 浮かべうすらふ 法の池 洋子 蹲踞に 雪華咲きをり 京の宿 秀子 ズームイン してものの芽を 確かむる よし子
次子さんは、欠席でした。 次回 3月21日(水) 兼題 春愁・春の月(月は朧ほか色々)その他 |
灯下会1月例会 2012年1月18日(水) 兼題 寒梅・屠蘇 その他
筆初め 孫に頼まれ 寿の一字 閑士 受験子の祈り 寒梅二つ三つ たかし 駅伝は 良き肴にて 屠蘇気分 敬正 豪州の ワインを屠蘇に グラス上げ 詮士 鴨の声して 日の差さぬ 日なりけり 草史 山あひは とつに翳りて 冬の梅 雅巳 蝋梅や 前垂れしるき 六地蔵 洋子 初詣 水車ゆるりと 廻りけり 秀子 酔い醒めの 喉の快感 寒の水 次子 秘めたまま 逝きたる人の 冬の梅 よし子
今月の欠席者 成川雅夫 先生、鷺子さん欠席です。 次回は、2月15日(水)、兼題は、決まり次第ご連絡します。 一応、自由兼題でお願いいたします。 |
灯下会12月例会 2011年12月21日(水) 数へ日、枇杷の花、他 枯れてなほ 古刹に適ふ 牡丹かな 成川 雅夫 先生 真二つに されし白菜 買ひにけり 閑士 平穏に 一年過ごし 枇杷の花 たかし 桜島 どっしりすわり 枇杷の花 敬正 数へ日の 日付変更線を越ゆ 草史 病院の 裏門閉ざし 枇杷の花 雅巳 白鳥の 一さし舞ひて 去りゆきぬ 洋子 高砂の 媼姿や 落葉掻く 秀子 凛として 冬芽を宿す 木立かな つぎ子 春帆楼 志士の集ひし 河豚の宿 よし子
12月例会、鷺子さん、詮士さんは欠席でした。
2012年1月18日(水) 兼題 寒梅、屠蘇 ほか
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