灯下会 12月例会

平成25年12月3日(火)兼題 冬座敷、鴛鴦 他

 

    身ほとりに反古をちらして冬座敷   江口かずよ先生

   黒檀の卓に座ぶとん冬座敷        鷺子

   みちしるべ野菊の中にありにけり     閑士

   貼り変えし障子を入れて花活けて     たかし

   窓の陽の奥まで届き冬座敷        詮士

   鴛鴦や源氏絵巻の桂川          敬正

   園児らの足をたらせる縁小春       草史

   鴛鴦のシテのごと出づ鳰の池       雅巳

   想ひみな父に繫がる冬座敷        洋子

   ぺティナイフ研ぎて林檎の皮長く     秀子

   母逝きし歳になりけり冬座敷       よし子

 

おしどり.JPG

 

 

次回 平成26年1月7日(火)兼題 松の内、淑気 405会議室

 

 

履歴  TOP