灯下会1月例会 平成26年1月7日(火) 兼題 松の内、淑気 他 軽々と天地を返す鍬はじめ 江口かずよ先生 大庇つららきらめく淑気かな 鷺子 風なくて冬耕の土匂ひけり 閑士 人見えぬ路にただよう淑気かな たかし 画初に桜大樹を選びけり 詮士 一燭のとどかぬ闇の淑気かな 草史 圻の音に緞帳上がる淑気かな 敬正 磴尽きて淑気に仰ぐ多宝塔 雅巳 雪道を支へくれたる幼なの手 洋子 帯を〆めポンとたたきて淑気かな 秀子 初鴉甘え鳴きせる柿の木で よし子 昨年に続き句相撲の入選句 兼題 シクラメン
1等 飾るともなく窓際のシクラメン 洋子
2等 白いろは悲しみの色シクラメン 雅巳
3等 シクラメン去年の鉢のいとをしく たかし 次回の灯下会は、2月4日(火) 兼題 針供養、犬ふぐり 他 レポート 安藤よし子 |