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―2度目の定年旅行―

OBの皆さんの「北を訪ねる会」

東京の梅雨入りも間近かな6月4日から6日まで、かって苫小牧工場に勤務したことのあるOB(現東京王友会会員)35名が登別、苫小牧、支笏湖、千歳発電所などを2泊3日の日程で廻って来ました。

限られた時間の中での駆け足旅行でしたが好天にも恵まれて苫小牧工場員として懸命に働いた当時を思い出し、終始感慨無量の旅でもあったようです。

中には40数年ぶりの苫小牧工場訪問という今浦島太郎のような人も居られて、現在の工場の偉容にはただ ウーンとうなるばかり。

苫小牧市内もかって王子城下町と言われた街並みは姿を消し、一抹の寂しさを感じたのは私一人ではなかったと思います。

そんな中で赤レンガ事務所とその背後にあった木造の事務所が文化遺産の如く立派に保存されていたのには昔の旧友に会ったようでその嬉しさは又格別でした。

道中老化現象進行の故か予期しないハプニングもありましたが、平均年令70才前後の団体とは思えぬ程皆さん本当に元気で2度目の定年旅行は夢のように終わりました。

苫小牧工場、グランドホテルニュー王子、栗林商船の皆さんには心からの歓待を受けました。  有難う御座いました。

                                    若林記

 

北を訪ねる会一行  苫小牧工場事務所前にて