灯下会(俳句)2月例会 2011年2月16日(水) 兼題 落椿・料峭(りょうしょう) 朝日射し 寺苑忽ち 梅日和 成川雅夫 先生 籬垣(マセガキ)の 裏に表に 落椿 鷺子 夜の音の 消えしは春の 雪なりし 閑士 うすうすと けぶり峠の 冬木立 たかし 梅の香の 幽かにしたり 蚤の市 敬正 料峭や 別墅跡てふ 磯馴松 草史 梅咲くや 心に潜む 謀りごと 詮士 料峭や 厳かなりし 倭舞 雅巳 料峭や 剥落すすむ 磨崖仏 洋子 春光の 差し込む先に 菩薩在す 秀子 朝寝して 廂をたたく 雪解水 よし子 次回は、3月16日(水) 兼題 春眠・蝶の昼 他 |
灯下会(俳句)1月例会 2011年1月19日(水) 兼題 羽根日和・万両 滞りつつ 早梅の揃ひきし 成川雅夫 先生 禅寺の 降り積む雪に 実万両
鷺子 数へ年 九十五齢 年あらた 閑士 万両の 実の色付かず 年迎う かかし 空札に 姫の読まれし 歌留多会 敬正 元日草 置き番台の はなやげる
草史 羽子日和 羽子売る店は 無くなりし 詮士 閼伽の水 注ぎて翔ちし 寒雀 洋子 つくばいの 陰に万両 のぞきゐし 秀子 老犬に 声掛けてをり 寒日和 よし子 次回は、2月16日(水) 14:00〜16:00 開催 兼題 落ち椿・料峭(りょうしょう) |