灯下会(俳句)4月例会 2011年4月20日(水) 兼題 惜春・落花 他 門前に 救急車着く 花の寺 成川雅夫 先生 門番の 鍵鳴らし来る 花の雨 鷺子 満開の 花に青空 高きかな 閑士 満開の 花そこここに 友逝けり たかし 梵鐘の 消へゆく山に 春惜む 詮士 落花踏み 友の出棺 見送りぬ 雅巳 積読の 一冊開き 春惜む 草史 名刹の 花影に揺れ 鯨幕 洋子 欄干に 凭れて愛でる 蓮の花 秀子 花人に 黒猫の来て 餌をねだる よし子 満開の桜 鐘楼のある寺 次回は、5月18日(水) 兼題 牡丹・蛍 ほか |
灯下会(俳句)3月例会 2011年4月20日(水) 兼題 春眠・蝶の昼 他 (3月は、東日本大震災のため、4月に同時開催) 野梅とし 墓地に光陰 重ねつつ 成川雅夫 先生 覚めし猫 大きく背伸び 蝶の昼 鷺子 紅梅の 盛りの庭に 出会ひけり 閑士 登りきて 梅林いまだ 花少な たかし 時忘れ 向を忘れて 野に遊ぶ 草史 社務所より 巫女走り出て 蝶の昼 雅巳 春眠や 内湯に残る 木の香り 詮士 光琳の 梅の屏風に 威儀正す 洋子 落椿 苔の褥に 寂として 秀子 老犬の 散歩待ちゐる 蝶の昼 よし子 散歩の好きなゴンちゃん |
灯下会9,10、11、12月(2010年)